「羽純さん安らかに」

 米国で心臓移植手術を受け、その直後に亡くなった八王子市打越町、井口羽純(はすみ)さん(20)をしのぶ「お別れ会」が26日、同市大和田町の八王子ホテルニューグランドで行われた。
会場には300人以上が集まり、友人らは羽純さんの遺影に「一緒に買い物に行ったこと、ケーキを食べたこと。思い出は私の中で生き続けているからね」「頑張る姿にいつも勇気付けられっぱなしだった。安らかに」などと声をかけた。

 小さいころは泥遊びが好きで、バスケットボール部や生徒会などでも活躍したという羽純さん。弟や妹、近所の子どもたちの面倒見の良かった人柄などを示すエピソードも披露された。

羽純さんの遺影の前であいさつする浩さん

 元気なころの羽純さんの姿が映し出されると、会場のあちこちからすすり泣きの声が漏れた。また、「日本に帰って普通のことをするのが夢。皆さんに負けないよう毎日頑張ります」という、手術を受けた今月2日にラジオ放送される予定だった羽純さんの声も流された。
 父の浩さんは「羽純に笑われないよう、家族も精いっぱい生きていきたい」と述べた。
(2006年4月27日 読売新聞より)

『羽純さんのお別れ会』に大勢の方々のお越しを頂き、ありがとうございました。

平成18年4月26日(水) 八王子 ホテルニューグランドホテルにて、
これまで応援を頂きました皆様と羽純さんの最後のお別れが無事終了いたしました。

平日の施行にも関わらず、いらして頂いた大勢の方々の献花を頂きまして、
羽純さんも持ち前の明るさから、天国でほほ笑んでくれている事と思います。

この度、ボランテイアにて会場整理や映像製作のお手伝いを頂いた有志の皆様をはじめ、
悲しみをこらえながら最後まで司会を務めて頂きましたFM西東京DJの夏志聡さん、
社を上げてのご協力を頂いた潟Tン・ライフの皆さま、会場ホテルスタッフの皆さまに深く感謝申し上げます。

お別れ会の様子(撮影:救う会有志)

追悼ビデオ 

300kbps以上)Time 7分 
ストリーミング放映中

羽純さんを応援して下さった皆さまへ

心臓移植手術のための昨年9月の渡米以来、約7ヶ月の長い間皆さまには、
ひとかたらぬ応援をしていただき本当にありがとうございました。

この度、
『羽純さんのお別れ会』をとり行うこととなりました。
20歳という早い旅立ちでしたが、最後までがんばって生きぬいた羽純さんは、
これまで応援していただいた皆さまへ心より感謝をしていたと思います。

日時  平成18年4月26日(水)18時〜20時
場所  八王子 ホテルニューグランド

 詳しくはこちらをご覧下さい。

4月22日(土)
八王子・子ども劇場主催により、
羽純さん追悼上映会「みみをすます」
八王子 クリエイトホール
11F視聴覚室で開催されます。
上映は、当日 10:10〜19:10までの1時間ごとに10回行われます。(入場無料)

JPEG版:羽純さん追悼上映会ポスター
PDF版 :羽純さん追悼上映会ポスター

JPEG版:羽純さん追悼上映会チラシ
PDF版 :羽純さん追悼上映会チラシ

天国で声優に… 米で心臓移植 羽純さん死去 友人ら涙「残念」

 「私、声優になりたいんです」−。語っていた夢はかなわなかった。心臓移植のため入院していた米国の病院で亡くなった八王子市の大学2年生、井口羽純さん(20)。3月末には、コミュニティーFMに電話出演し、元気な声を聞かせていた。移植手術が成功したとの連絡直後の訃報(ふほう)を受け、帰国を心待ちにしていた支援者らの間に悲しみが広がった。
 羽純さんは平成16年8月、「拡張型心筋症」を突然発症。一時意識を失うなど危険な状態となったため、昨年9月に渡米し、現地の病院で臓器提供者(ドナー)が現れるのを待っていた。
 2日早朝(日本時間)、ドナーが現れたため、移植手術を実施。10時間に及ぶ手術は成功したものの、直後に容体が急変。同日午後6時に死亡した。

 羽純さんが手術を受けていた2日、友人らでつくる支援団体「羽純さんを救う会」はJR立川駅北口で募金活動を行っていた。手術成功の報告に一時は喜びに沸いたが、その直後に思いもよらない悲報が届いた。同会事務局の佐々木千穂さんは「せっかくドナーが現れたのに…。元気な姿で帰ってきてほしかった」。

 「FM西東京」の番組「ユメミノ音泉村」で募金を呼びかけていたDJ、木村聡志さん(45)は「今週には羽純さんの友人を呼んで、電話で話をしてもらおうと予定していたのに残念だ」と声を詰まらせた。
 羽純さんは3月12日から毎週、同番組に電話出演し、元気な声を聞かせていた。26日の放送では「声優になりたい」と将来の夢を語った羽純さん。「今を大切にして、後で笑えたらいい」(19日放送分)と話したことも。
【井口羽純さん電話インタビュー3 公開中】

 葬儀日程などは未定。父親の浩さん(45)は「多くの方に支えられながらも最後まで頑張ってくれた娘を誇りに思う。本当にありがとうございました」と話した。

【2006/4/3 産経新聞/地方版から】

ご支援を頂きましたみなさまへのご報告

海外にて心臓臓器移植を行うために、シアトルのワシントン大學メディカルセンターに入院
していた井口羽純さんは、4月2日AM5:00(日本時間)にドナー提供者が現れました。
その後、直ちに心臓移植手術を受け、同日PM3:00に手術は成功いたしました。
しかし、その後の容態の急変によりPM6:00残念ながら、20歳の生涯を閉じました。

『羽純さんを救う会』への多大なるご支援を頂きまして誠に有難うございました。

みなさまからのご協力を頂いた支援金の経理報告につきましての、
現状詳細は後日の清算整理後、当HPにてご報告をさせて頂きます。


羽純さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
「羽純さんを救う会」一同

街頭募金活動のお知らせを致します。

活動場所  立川駅前(北口)

日時 3月25日()PM 2時〜3時30分
3月26日()PM 2時〜3時30分
4月 1日()PM 2時〜3時30分
4月 2日()PM 2時〜3時30分

皆様のご協力とご支援をお願い申し上げます。
      「羽純さんを救う会」事務局

FM西東京/「ユメミノ音泉村」村長 夏志聡さんより

第2週分(3/19 O.A.)の羽純さんの声を下記にupしました。

羽純さんもだいぶラジオに慣れてきた感じで
台本を見ている様子が感じられなくなってきました。!?
皆様お聞きください。

http://blog.livedoor.jp/onsenmura/
      ↓
ブログ内の「井口羽純さん電話インタビュー2」

3/12(日)23:00に「羽純さんへ電話インタビュー」が
               FM西東京でオンエアされました!!

下記のサイトで実際に聴いていただけます。

「ユメミノ音泉村〜音楽!源泉かけ流し」
http://blog.livedoor.jp/onsenmura/

      ↓
ブログ内の「井口羽純さん電話インタビュー1」をご覧ください。

2/26(日)23:00にFM西東京でオンエアされました!!

「羽純さんのお父さんへのインタビュー2」の
コーナーだけですが下記で実際に聴いていただけます。

「ユメミノ音泉村〜音楽!源泉かけ流し」
http://blog.livedoor.jp/onsenmura/

      ↓
ブログ内の「井口羽純さんのお父さんインタビュー2」をご覧ください。

新しい「街頭チラシ」が出来ました。(下記よりダウンロード出来ます。)

JPEG版:new_chirashi.jpg

PDF版:new_chirashi.pdf

2月25日(土)

八王子市立山田小学校 PTA主催の
開校30周年記念 山田寄席が行なわれます。
午後1時開場 1時30分開演

会場にて募金活動を行います。


2月4日 14:00より、都立 南多摩高等学校 小ホールにて
朗読コンサート(PTA文化事業)があります。
尚当日は、開場において羽純さんの募金活動も行います。

                        都立南多摩高等学校PTA  

1月9日の成人式に向けて、
羽純さんへの募金の様子が新聞各紙にて報道掲載がされました。

1/8 東京新聞(多摩版)
1/8 毎日新聞(多摩版)
1/10 産経新聞(多摩版)
1/10 朝日新聞(多摩版)
1/10 読売新聞(多摩版)

12月6日の読売新聞(朝刊)にて羽純さんについての記事が掲載されました。

読売新聞(多摩版)

羽純さんのチャリティコンサート実行委員会主催の、
羽純さんのチャリティコンサート〜生きるチカラ〜が開催されます

12月21日(金) 19:00開演 
品川区 六行会ホール 全席自由席2,000円
清水國明さん、ブラインド・レモン・ブラザーズ、品川Breakers 他
お問い合わせ・お申し込み等、詳しくはこちらをご覧ください。

「〜生きるチカラ〜表」 「〜生きるチカラ〜裏」

日本社会事業大学(清瀬市)有志が秋津駅前(11月17日〜24日)
両駅前にて、AM7:00〜出勤する人たちへチラシを配り、
夕方から夜は帰宅する人たちに呼びかけて街頭募金活動をしています。

秋津方面にお住まいの皆様ご協力よろしくお願い申し上げます。

11月13日の朝日新聞にて移植支援へコミュニティーFMネットの協力が取り上げ
られました。

朝日新聞(多摩版)

11月12日の読売新聞(清流欄)にて移植に対する記者コメントが掲載されました。

読売新聞(清流欄)

コミュニティFMの皆さまからのご協力が新聞各紙にて紹介されています!

【2005/11/07 産経新聞/関東版から】
重度の心臓病「拡張型心筋症」に苦しむ東京都八王子市の女性を救おうとする支援の輪が、西東京市のコミュニティーFMから全国に広がっている。これまでほとんど交流のなかった各局のDJが、1人のDJの呼びかけに次々と立ち上がったのだ。「地域密着型のFMだからこそ、できることもある」。かけがえのない命を救おうと、東京の片隅から発信された小さな思いが、北海道から沖縄まで電波のリレーで伝わっている。
 
八王子市の大学2年生、井口羽純(はすみ)さん(20)は昨年8月、「拡張型心筋症」を突然発症。一時、意識を失いかけるなど危険な状態となったため、今年9月に急遽(きゅうきょ)渡米し、現在は米・シアトルのワシントン大学でドナー(臓器提供者)を待っている。西東京市を放送エリアにもつ「FM西東京」で毎週日曜深夜、音楽番組を担当する音楽プロデューサー、木村聡志さん(45)は支援団体のホームページで初めて、羽純さんのことを知った。

「自分にも同じ年ごろの息子がいる。同じ父親として身につまされるような思いを感じ、何とかできないかと考えていた」と木村さん。先月末、自身の番組に羽純さんの父親の浩さん(45)を招き、支援を呼びかけた。
全国に約170局あるコミュニティーFMは、それぞれが独自の活動をしており、各局間のネットワークはなかった。このため、木村さんは音楽活動を通じて、各局のDJのネットワークづくりを進めていた。

そうした活動の中、羽純さんへの支援を仲間のDJに呼びかけたところ、北海道から沖縄まで全国16局で番組をもつDJ17人から賛同の声が次々と寄せられた。
木村さんは、浩さんのメッセージを録音したCDを各DJに送り、それぞれの番組で募金活動の紹介と、メッセージを流してもらう予定だ。
「微力ながら、大手の資本に頼らない、地域密着型のコミュニティーFMだからこそできることもある」と木村さん。さらに仲間に呼びかけて、支援の輪を広げていくつもりだ。


【2005/11/12 毎日新聞/静岡版から】
心臓移植:ラジオ通じ支援を FM熱海・湯河原のDJ、瀬能さんが呼びかけ 
 ◇米国で心臓移植を待つ、東京の大学生・井口さん−−ラジオを通じて支援の輪を

 重い心臓病を患い米国で移植手術を待つ東京都八王子市打越町の大学生、井口羽純(はすみ)さん(20)への支援を、コミュニティラジオ「FM熱海・湯河原」(熱海市上宿町)のDJ、瀬能孝生さんが先月から呼びかけている。
移植のために、これまでに寄せられた総額は約5400万円(6日現在)。瀬能さんは「ラジオなどを通じて支援の輪を広げ、一日も早く井口さんの笑顔が見られるようになれば」と協力を呼びかけている。【賀川智子】

 井口さんは東京都国分寺市生まれ。小学校時代ミニバスケット部に所属するなど活発な子どもだったが、昨年夏に体調を崩し入院。その後、担当医から心室の筋肉が衰え心臓が異常に膨張する難病「拡張型心筋症」と告げられ、今年7月には心臓移植以外助かる見込みがない状態にまで悪化した。「医師の言葉は理解できても、現実をなかなか受け止められなかった」と父・浩さん(45)は話す。

国内での移植は年数例しかないため、井口さんは今年9月、母・乃里枝さん(44)らと渡米。現在は補助人工心臓装置が付けられ、病院近くの貸家でドナーを待っているが、流動食に制限され、ドナーがいつ現れるかも分からず不安な日々を過ごしている。
瀬能さんは10月半ば、友人の「エフエム西東京」DJから井口さんのことを知り、自分の番組やインターネット上で支援を呼びかけ始めた。
県内でも徐々に支援の輪は広がっているという。浩さんは「今も人工装置が体に入っているため予断を許さない状態です。どうか支援をお願いします」と話している。

現在、日本社会事業大学(清瀬市)八王子市出身の学生有志たちが
清瀬駅前(11月10日〜16日)秋津駅前(11月17日〜24日)
両駅前にて、朝登校する前に出勤する人たちへチラシを配り、
夕方から夜は帰宅する人たちに呼びかけて街頭募金活動をしています。

清瀬 秋津方面にお住まいの皆様ご協力よろしくお願い申し上げます。

11月5日の東京新聞により一層のご協力のお願いが掲載されました。

東京新聞

11月2日の読売新聞(朝刊)にて羽純さんの支援募金についての記事が掲載。
ダイヤルQ2の開設が紹介されました。

読売新聞(多摩版)

10月22日

八王子・子ども劇場主催の、「こころとこころのハーモニー」チャリティー・コンサートが
開催され、たくさんの方々が楽しんで下さいました。
席が足りない状態となりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。

こころとこころのハーモニーの様子(撮影:救う会)

10月12日の毎日新聞にて羽純さんの支援募金についての記事が掲載。

毎日新聞(多摩版)

八王子・子ども劇場主催の、「こころとこころのハーモニー」チャリティー・コンサートが
10月22日(土)に開催されます。詳しくは、こちらをご覧下さい。
みなさまお誘いの上、お楽しみ下さい。

「こころとこころのハーモニー」「出演者のご紹介」

東京新聞(朝刊)、羽純さんの特集記事掲載は、9月20日へと変更となりました。
みなさまご覧頂ければ幸いです。

東京新聞(特集)

9月15日の読売新聞(朝刊)にて羽純さんの移植渡航についての記事が掲載。

読売新聞(多摩版)

9月10日

八王子駅前募金へ八王子市長の黒須氏が激励に立ち寄ってくれました。

9/9〜9/11

八王子テレメディア(ケーブルテレビ)にて、記者会見の模様や
呼びかけが放映されています。

2005年9月7日

八王子市役所内にて記者会見が執り行われました。
会場には、テレビ局を初めとし、新聞各社の多くの取材を受けました。
救う会では、9/7より今月の20日頃までJR八王子駅前で街頭活動を行なう予定です。

記者会見の様子(新聞各紙)

記者会見の様子(撮影:救う会)

「街頭チラシ」が出来ました。(下記のファイルを、ご覧下さい。)

JPEG版:chirashi.jpg
PDF版:chirashi.pdf